GI値って大事かも。

以前ほかの記事でご紹介しましたが、糖尿病は血糖値が高いことにより血管にダメージを与え、さまざまな合併症をもたらす病気です。
だから、ダイエットをしてインスリンが効きやすくすることも大事ですが、そもそも血糖値を上げないような食事を心がけることも大事です。

スポンサーリンク
ad




GI値(グリセミック指数)とは。

インスリンは体中に糖を運んで、血糖値を下げる役割のほかに、下記のような働きをします。

・脂肪を作る
・脂肪細胞の分解を抑制する

なんて恐ろしいのでしょう!
たっぷりため込んだ脂肪をエネルギーとして使うことができなくなるんですよ!
さらにさらに、もっと脂肪を作って増やす働きをしてしまうんです!!!

糖尿病の場合、そもそもこのインスリンを作れないタイプ(1型)と、インスリンはあるけどうまく作用しないタイプ(2型)がありますが、生活習慣が原因で糖尿病となった人は、まあ、ほぼ2型ですね。

食べ物には「GI値(グリセミック指数)」という数値があって、この数値が低いほど消化吸収が緩やかとなり、血糖値の上昇も緩やかになるため、血糖値を上げにくいのです。
急激に血糖値が上がれば、何とか処理しなければ!とインスリンをジャバジャバ放出しますが、血糖値の上昇が緩やかなら、インスリンの分泌量も抑えられ、余計な脂肪を作ったりせず、すい臓への負担も少なくなる、というわけです。


GI値一覧表

GI値の基準は60です。
60よりも低いものは、血糖値を上げにくい、高いものは血糖値を上げやすいです。

下記の表は、GI値が高い食品に対し、置き換え可能な低GI値の食品を右側に掲載しています。

GI値が高い食材 GI値が低い食材
GI値 GI値
白米 88 玄米 55
食パン 95 全粒粉パン 50
小麦粉 60 全粒粉小麦粉 45
うどん 85 そば 54
パスタ 65 全粒粉パスタ 50
ビーフン 88 春雨 32
インスタントラーメン 73 中華麺 50
じゃがいも 90 さつまいも 55
やまいも 75
ニンジン 80
かぼちゃ 65
里芋 64
上白糖 109 みりん 15
はちみつ 75 ココナッツシュガー 35
こしょう 73

■キノコ類:25~30

■肉・魚介類:40~50

■卵・乳製品:25~30

■豆類:30~40

■果物:30~40
※バナナは55と60以下ではありますが、食べすぎはちょっと怖いですね。

GI値、基本的な考え方。

食品によってGI値がそれぞれ異なりますので、食事のたびに何がGI値が低めなのか調べるとか、めんどくさすぎますが、賢い方ならもう気づいたはず。
気を付けなければいけないのは、穀類、イモ類等、炭水化物が多めの食品と砂糖たっぷりの甘いものなのです。
主食(ごはん、穀類)に関しては、精製されたものより、未精製のものを選ぶようにして、可能であれば主食はとらない。イモは避ける。

これがわかっていれば、外食の時に何を食べたらいいかわからない・・・なんてことは減ると思います。選択肢も減るけどね・・・(´Д⊂ヽ

家庭で料理をするときも一緒です。
イモ類はなるべく避けて、調味料に砂糖は使わない。
どうしても甘味が欲しいときは、みりんやココナッツシュガーで代用する。

残念ながら我が家では旦那ちゃまが大好きなお寿司は、食べに行くのは控えておりますが、お寿司付きのブッフェなどでカバーできるし、しゃぶしゃぶとか焼肉食べ放題は好んで行っていますw
焼肉に関しては、たれが甘いので、塩で食べるようにしたりして。

でーもー!GI値低めにしたって、脂肪分とり過ぎたら太っちゃうからほどほどにしないといけませんねw

にほんブログ村 健康ブログ 血糖・血糖値へ

スポンサーリンク
ad




ad




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。